096545 ランダム
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塔 和子





残念ですけれど・・・
楽天市場では売っていないようです。

とても素晴らしい詩集ばかりですので
本屋さんに寄られたときには、
ぜひ捜してみて下さいね。


http://www.kyodo-eiga.co.jp/tokazuko2.html     塔和子


  魂の園

今が錯覚の春だとしたら
強制的にふるさとを追われた
過酷なあの日は冬でした
私もいま目の前の快さにあやされながら
冬の最中に没した
あなた達のそばに少しずつ
少しずつ近づいています。

生き抜きましょう
暖かい人々の手によって成った
魂の園で
こころおきなく
この肉体から
解放されるために
                詩・塔 和子





http://blog.livedoor.jp/maki3539ai/




もし私が生まれていなかったら

あなたと会うこともなかったと

目の見えなくなった夫の手をにぎって

不思議に思う

  この世は

  どこからなにが始まるかわからない

  植物は

  ひと粒の小さな種から

  美しい花々を咲かせる木になり

  おたまじゃくしも

  ぼうふらもバイ菌さえも

  生きて

人に好まれたりきらわれたりする

でもどんなに人に災いをもたらせるものも

それはそれ自体の命であって

人と関係なく生きているのだ

その存在が

人に益であっても

害であってもただただ

無関係に



             引用:今日という木を  塔和子著



              2003年 発行  株式会社編集工房ノア






塔和子全詩集 塔 和子著 ベストセラー:文芸 塔和子全詩集


1929年愛媛県にて生まれる
1944年ハンセン病により大島青松園に入園
1951年赤澤正美氏と結婚
1961年第一詩集『はだか木』
1969年第二詩集『分身』
1973年第三詩集『エバの裔』
1976年第四詩集『第一日の孤独』
1978年第五詩集『聖なるものは木』
1980年第六詩集『いちま人形』』
1983年第七詩集『いのちの宴』
1986年第八詩集『愛の詩集』
1988年第九詩集『未知なる知者よ』
1989年第十詩集『不明の花』
1990年第十一詩集『時間の外から』
1993年第十二詩集『日常』
1994年第十三詩集『愛の詩』
1996年第十四詩集『見えてくる』
1999年第十五詩集『記憶の川で』(高見順賞受賞)
2000年第十六詩集『私の明日が』
2002年第十七詩集『希望の火を』
2002年第十八詩集『大地』
2002年香川県より『教育文化功労賞』受賞
現在日本現代詩人会会員


ディノス楽天市場店





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